関西方面からディズニーランドに行く方法は、新幹線、飛行機、深夜バス、自家用車とさまざまな方法があります。
ファミリーで行くとなると、深夜バスはしんどいですし、車も運転がしんどいです。子どももじっとしてません。
ディスニーを満喫するとなると開園時間に行きたいものです。
昼から行ってもファストパスも夕方からだし、並ぶのもしんどいですね。
新幹線か飛行機となると開園時間には間に合わないので、前泊することになります。
すると、宿泊費が負担になりますね。
そこで、関西方面から、交通費と宿泊費を節約する方法を紹介します。
目次
- 以前は、寝台急行「銀河」
- 今は、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
- 寝台料金が不要の「ノビノビ座席」
- 「ノビノビ座席」の欠点
- 止まる駅に注意
- 帰りは飛行機がおすすめ
- 予約争奪戦
- まとめ
以前は、寝台急行「銀河」
我が家では数年前なら、寝台急行「銀河」を利用していました。
B寝台は安くて、そこそこ寝心地もいいので、子どもも大喜びで、しかも、寝てる間に東京に着くので、前泊の必要がありません。
ダイヤは、大阪(22:22)~東京(6:42)なので、ディズニーの開園時間にぴったり間に合います。
一番安いB寝台を使うと16000円ほどでパック旅行を使うと新幹線と変わらない料金になります。
値段が安いのは「急行列車」なので、急行料金が特急料金よりも格安で、その分、寝台料金に使えるという具合です。
残念ながら、2008年3月に廃止になりました。
今は、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
銀河に変わる寝台列車として、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」があります。
瀬戸と出雲と2つ名前があるのですが、東京から岡山までは1つの列車で、そこで半分に分割して、一方は島根県の出雲へ、一方は香川県の高松へ行きます。
出雲へは、東京から出雲大社へ縁結びやパワースポットへの旅として、近年、女性に人気です。
人気があるため、発売と同時に売り切れることも多いです。
寝台料金が不要の「ノビノビ座席」
銀河と違い特急列車なので新幹線と同じ料金が必要です。さらに、寝台個室を利用すると、寝台料金が加算されます。
一番安いB寝台で6480円ですので、前泊するのと変わらない費用が必要で、宿泊費節約のために寝台車を利用する意味がありません。
そこで、寝台料金が不要の「ノビノビ座席」を利用します。
2段になっていて、ベッドはなく、ただの床です。簡易な区切りがあり、足を伸ばして寝ることができます。薄い毛布が1枚ついています。深夜フェリーのの雑魚寝を思い出していただいたらと思います。
JR東日本 寝台料金 https://www.jreast.co.jp/kippu/1602.html
参考までに
神戸から東京までの料金
乗車券9290円 特急料金(ノビノビ座席)3430円
「ノビノビ座席」の欠点
床が硬いです。
オフィスの会議室のようです。
あおむけの状態であれば問題はないですが、横向きになると、腰骨があたり、痛くてたまりません。肉付きのない人にはつらいかもしれませんね。
かばんを枕代わりにするのは常套手段ですが、腰まわりに、クッションのあるものを敷くことをおすすめします。
私は、このおかげであまり寝ることができず疲れてしまいました。
また、個室で区切られていないので、いびきをかく人がそばにいたら最悪です。これは運の問題でしょう。
下段より上段のほうが振動は少ないといわれています。
横幅が意外に広いので、隣の他人とぴったりくっつくということはありません。
止まる駅に注意
下りと上りで止まる駅が違うので、関西方面の人で帰りも乗ろうと考えている人は止まる駅に注意する必要があります。
停車駅
東京駅 – 横浜駅 – 熱海駅 – 沼津駅 – 富士駅 – 静岡駅 – (浜松駅) – 〔大阪駅〕 – 〔三ノ宮駅〕 – 姫路駅 – 岡山駅 – 倉敷駅 – 新見駅 – 米子駅 – 安来駅 – 松江駅 – 宍道駅 – 出雲市駅
※( )は下り列車のみ停車、〔 〕は上り列車のみ停車
東京行きは、大阪駅と三ノ宮駅の両方とも停車しますが、帰りは、どちらも停車せず、関西では姫路が最初の停車駅になっています。
帰りは、もう1泊して新幹線もしくは飛行機で帰るというのは、この理由もあります。
運行ダイヤ(抜粋)
岡山(22:33発)→ 姫路(23:35発)→ 三ノ宮(00:13発)→ 大阪(00:35発)→ 東京(07:08着)
東京(22:00発)→ 姫路(05:26発)→ 岡山(6:31発)
帰りは飛行機がおすすめ
旅費を節約したい場合は、飛行機を利用するのがおすすめです。
スカイマークで早く予約すれば、羽田→神戸が9000円~12000円で利用できます。のぞみは15000円ぐらいかかるのでお得です。
また、子どもも飛行機が乗れると大喜びです。
さらに、1時間ほどで着くので楽ですね(飛行機に乗るまでが時間がかかりますが、それも楽しみの一つです)。
予約争奪戦
寝台券の発売日のルールです
「ご利用になる列車が、始発駅を発車する日の1カ月前(前月の同じ日)の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売します。」
寝台列車などの日をまたぐ場合の注意
「夜行列車など日をまたがって運転する列車の指定席券は始発駅の出発日ではなく、実際にご乗車になる日付の指定席 券が必要です。途中駅からご乗車になる場合は購入される指定席券の日付にご注意ください。なお、指定席券の発売開始日は、始発駅を発車する日の1カ月前の 10時からとなります。」
分かりにくい説明ですが、寝台列車の乗車駅が、5日の0時15分だとすると、1ヶ月前の発売日は5日の10時ではなく、その寝台列車の始発の時間である前日の4日の10時が発売日になるということです。
JRおでかけネット 切符のルール https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/01.html
ローカル駅のみどりの窓口で予約を
旅行社でも予約をしてくれますが、優先権はないので、10時ぴったりに一斉に端末で予約します。したがって、旅行社だと一番に入力してもらえない可能性があります。数分の差が命運を分けます。
また、大きな駅だと一番に並ぶのも大変ですし、混んでいますので、じゃまものになります。
そこで、ご近所の普通電車しか止まらない駅を利用します。
10時少し前に行って、先客がいなければ、事情を説明すれば、がんばって予約してくれます。
私もこれでお願いして、夏休みにもかかわらず、3つのシートの予約ができたので感謝しています。
駅員さんにとっても勝負なのでやりがいがあるかもしれませんね。
まとめ
関西方面からディズニーにいくときに旅費をを節約するには
①寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の「のびのび座席」を利用する。
②床が固いのでクッションなどの準備をしておく
③帰りはスカイマークなど格安の飛行機を利用する
次回は、ディスニー周辺のおすすめ格安ホテルを紹介します。
⇒『ディスニー周辺のおすすめ格安ホテル』の記事ととあわせてどうぞ。